ピアノのメンテナンス

GWのお休み中にピアノの音を調整して頂きました。
今回お願いした方は、日本人なのですが、以前はリヒテルというピアニストの調律師をされていて今もパリにお住まい、との事でしたので、帰国のタイミングに合わせて来て頂きました。
『普通のカワイのグランドピアノでもピアノのポテンシャルを最大限に引き出してくれる』とお友達から伺って以来、ぜひお願いしたい!と思っていましたので今回タイミングが合って良かったです。
当日は、朝からご夫婦でいらっしゃって2人がかりで7時間!
ピアノの傾きや鍵盤の深さなどを合わせるため、ミリにも満たないような薄さの紙を敷いたり、
鍵盤も1本ずつ外してガタツキが無いようにきっちりと均一なタッチになるように、とても細かく調整して下さいました。
音色については、f fで弾いた時にキンキンした耳障りな音が鳴るような気がしていましたので、少しまろやかな音にして頂きました。
総括としては、以前よりも表現の幅が広がったように思います。
思いを込めて弾くと、その通りにダイレクトに返してくれる、という感じです。
練習するのが楽しくなりました。
生徒さんにも音色の違いを感じて頂けると嬉しいです♪